本日もくるま日和(誠屋CCSのブログ)

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カーライフ

初代Cクラス(W202)は改めて名車と感じた話

初代Cクラスが発売されたのは1993年。実に22年経過していることになります。先日、千代田区内の幹線道路を歩いていた時に見かけました。コンパクトだけどわりと存在感もあって街並みに溶け込んでいる姿を見てやっぱりこの大きさって都内の移動には絶妙だなと感じたんです。(塗装状態が良いからみすぼらしくなかったのは確かです。)

都内(特に23区内)は旧くて狭い道も多くて小回りの効く(最小回転半径5M以下)W202には最適だし、立体駐車を使わざるを得ないケースも多いので1750ミリ未満の大きさは使いやすいサイズです。

普通に考えるとかなりモノ好きの範疇に入るW202なので万人にお勧めするものではありませんが、必要にして十分な装備と実用性、堅牢なボディと疲れないシートを加味するとまた足として使いたくなるほどです。

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古くからのメルセデスファンには評価されていない部分があることも知っていますし、同時期のSクラス(S140)、Eクラス(W124)、Cクラスの源流とも言える190E(W201)と比較してしまうとコストカットが激しくてテイストはだいぶ違うかもしれませんが、やはり同時代の他のクルマとは違います。古ぼけない良さがあります。

ちなみにW202とほぼ同じ大きさのFRの国産車ってご存知でしょうか?実はトヨタ・プログレです。小さな高級車というキャッチフレーズで売っていたと思います。高級車に大きさや厳つさを求めると選択肢になりませんが、自分自身の足としてはすごく良いサイズです。

プログレもセールス的には成功したとは言えないのかもしれないですし、何世代も前の車種で今のトレンドには合致しないセダンです。そこにこだわるわけでもないのですが、1人か2人の利用が多くあまり窮屈さのないクルマが欲しい場合ジャストフィットだなと未だに思ってしまいます。

同じくらいの大きさのクルマってあるんじゃない?

今の国産車でいうと現行のプリウスがその役割を担っているのかなと思います。(横幅が1700ミリ超という点も含めて)トヨタによればプリウスはセダンにも分類されます。やっぱり時代は移り変わりクルマも形を変えるということです。FRとなるとCクラスか3シリーズになりますね。

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クルマのメンテナンスについて

新車の時と比較して今は燃費が悪くなっているという方はいらっしゃいますか?


原因はいくつか考えられますが、主には以下のようなものでしょうか。


①エンジン内部の汚れ(エンジンオイルの劣化・汚れ含む)
②バッテリーの劣化
③規定値より低いタイヤ空気圧(転がり抵抗の増加)
④スパークプラグの劣化
⑤ATF等駆動系の汚れ、劣化
⑥不具合、故障の類


④~⑥については点検・整備・車検の際に工場で診てもらうものとしても、①~③はクルマを使っている人が普段から気を付けたほうが良い内容です。


特にオイル交換はメンテナンスの基本なので諸説いろいろあるものの定期的なメンテナンス実施が望まれます。


国産車に関してはオイル交換を多少怠っても問題なかったりします。車検の時にやってもらうだけという方も多いと思いますが、年式の旧いクルマに乗っている場合ほどオイル交換を定期的にやっていかないとクルマの不調の原因を作ってしまうと思います。


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最近のクルマはオイル交換サイクルが長くなっています。オイル自体のロングライフ化もあり1万キロとか2万キロというケースもありますが、短距離をちょこちょこ乗る人はエンジン内部が汚れやすいので交換サイクルはもっと短くなります。


オイル交換にあまりお金をかけたくないというのも本音だったりしますが、オイルが綺麗でマイナスになることもありませんので一つの目安として5000キロくらい(新しいクルマでも7000キロくらい)で交換するのが良いと考えています。


夏の季節、エアコンまでフル稼働してクルマは走りますのでバッテリーが弱っていると突然死ということもあります。チェックランプで交換時期を知らせてくれるクルマもありますが、数年に一回は交換が必要な消耗品と考えましょう。バッテリーが元気になるとクルマの動きが軽くなったように感じますよ。


夏休みに入り長距離移動も増えてくる時期です。夏場の走行は想像以上にクルマに負荷がかかっています。クルマのトラブルで楽しい時間に水を差さぬようクルマの健康状態は是非チェックして防げるものは防ぎたいものです。


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新型シエンタの選び方 エンジン編

新型のシエンタのラインナップにはハイブリッドが追加されたことでエンジン選びも重要になりますね。


これはシエンタに限ったことではないのですが、総出力の多いエンジンのほうが快適なケースが多いと思います。一度スピードに乗ってしまって巡航状態になればそれほど出力の差は気にならないものですが、「加速時の瞬発力」と「走行時の余裕」に差が出ることが多いと思います。


瞬発力の違いが良くわかるのは信号待ちからのスタート時の加速や高速道路での合流や車線変更をする時です。燃費がそれほど変わらず税金も同額であればより上位のエンジンをお勧めするというのが基本スタンスです。大は小を兼ねますので。あとは価格差とメリットのバランスでしょうか。


走行時の余裕ですが、これは長距離・多人数乗車・多積載というケースでの疲労度に出たりします。やっぱりエンジンを多く回すほうが室内への振動も多くなりますし、乗っている人も不思議と力入っちゃうんですよね(笑)個人差はありますが、体験的に自分はそう考えています。


前置きが長くなりましたが、シエンタの場合はガソリンとハイブリッドのチョイスになります。これは価格差が30万以上ありますので悩むところだと思います。


先ほど書いた一般論も踏まえて、ご自身の使い方(人数、積載等の要素)と走行距離(年間や月間で換算して)によってどちらが良いのか比較検討されるのが良いと思います。


例えば、月に500~1000キロくらい、一般道中心で近場が多いという方だとガソリンエンジンのトータルコスト(購入費と維持費の合計)が有利な可能性があります。シエンタの場合ハイブリッドとガソリンの燃費は約3割程度の違いが予想されますので、ガソリン代が毎月5000円程度の方なら1500円ほどの差です。


5年乗ると9万円、10年乗ると18万。新車の場合、取得税・重量税も安くなります。ザックリではありますが、10年くらいの長い目で見るとトントンに近づいてくる感じでしょうか。(10年間ずっとシエンタに乗り続けていられるかはユーザー次第と思いますが、家族が成長すると広いクルマが欲しくなるのも現実です。)


月に1500キロ以上乗る方はハイブリッドの低燃費の恩恵が大きいはずです。例えば、月に5000円違えば5年程度で価格差を吸収できることになります。


掻い摘んでになりますが本日はこの辺で。


本日もお付き合いいただきありがとうございました。


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新型シエンタの選び方 グレード編

基本的には3列が必要な方向け・ファミリー向けではありますが、今回のモデルチェンジではデザイン的に幅広い層にアピールが可能なので仮に単身者であっても実用性重視で広めのスペースを必要とする人の選択肢にもなり得ると思います。


割と重くて背が高いので運転を楽しむ要素は少ないですが、普通に乗る方には良い選択だと思います。


ということで、グレード間の装備の違いを中心に選び方のポイントを少し考えてみました。


まずはグレード。ガソリンとハイブリッドで少し異なるようですが、XとGの共通の違いは次のようになります。


・スマートエントリーキー
・シート表皮
・インテリア素材
・ステアリング素材(Gは本革使用)
・パワースライドドア(Gは両側、Xは片側)


ハイブリッド版の価格差は10万前後なのでGを選んだほうが満足感高そうですね。もちろんなくても困らないしXでも不便ということもないように思います。ベーシックで十分という考え方もできます。しかし、クルマは長く・頻繁に使うことがあるものですし、なんだかんだ言っても高いほうが使い心地良くて後々満足感を感じることが多いものです。


ナビ・オーディオ、外装パーツなどは最悪後からどうにでもなりますが、シートやステアリングは途中で変えることはほとんどないし、キーやドアの種類なんて基本的には変えないので、ハイブリッド版なら結局Gのほうがお得のように思います。


ガソリン版は上記に加えて、Gがオートエアコン、Xがマニュアルエアコンのようです。このあたりも含めてGとXの価格差が18万円ほど。20万近いのでちょっと考えてしまうかもしれませんね。


慣れてしまうとオートエアコンってやっぱり便利なもの。家のエアコンもほとんど自動運転ですよね?そんな使い勝手を考えるとガソリン版でもGが良いと思いますが、仮にローンを組んだとして月に数千円違ってくることになるので快適性かコスト重視か検討が必要になりそうです。


ちなみにガソリンXにVパッケージという廉価グレードの設定があります。これは装備を簡素化して販売価格を下げているグレードです。どちらかというと法人や事業用を意識した設定ですので余分なものを含まない素気のないものだったりします。基本性能は変わりませんが、とにかく価格重視という方以外はお奨めできないケースが多いと思います。


本日もお付き合いいただきありがとうございました。



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新車のリースについて⑧ リース審査の話

これまでリースの仕組みや概要についての記事を書いてきましたが、申し込んだとしても誰でも契約を締結出来るものではありません。


オートリースと似ているように考えられるレンタカーは原則として誰でも借りることが出来ます。(ただし、いわゆるブラックリスト、貸渡しNGリストのようなものがあります。それから免許証の下一桁が3以上の方は拒否されることがあります。ちなみに免許証の下一桁とは紛失等での再発行回数を示しています。)


リースの販売をしていると必ずあるのがレンタカーの延長線上で考えて気軽に申し込みをする人もいるのですが、似て非なるものです。取り扱いをしているクルマ屋の立場での限定した経験則ではありますが、結論を言ってしまうと審査基準はローン・クレジットと同等と考えていただいたほうが良いと思います。(但し、審査基準は各社で異なります。)


ローン・クレジットもリースも大きく言えばファイナンス(資金調達)の手段ですので、提供している会社からすると詰まるところお金を貸すということになります。


金融会社はお金をちゃんと返してくれる人に貸すんです。これが原則。ですからお金を返してくれない人、返すのが難しい可能性が高い人には貸してくれません。それを審査で判断するわけです。


例えば、A社でOK、B社でNGということはあり得ますが、A社のローン・クレジットでNGでリースならOKということは通常あり得ないと思います。審査部門は共通だったりするケースも多いので当然と言えば当然です。


また、ほとんどのクレジット会社ならびにリース会社はCIC(クレジットインフォメーションセンター http://www.cic.co.jp/index.html)という組織で信用情報を共有していますので利用履歴・支払い状況がひどい方はどこで申し込んでもダメということがあり得ます。ですから小手先でごまかしても基本無理だと思います。


ちなみにクレジットの申込書他の書式に細かい文字で書いてある約款・規約等の中に出てきていますし、申し込みをした時点でCIC情報の参照することに同意する立付けになっていると思います。


最終的に審査が甘い・辛いかは各社様々ですが、情報は参照していてその上で審査結果を出しているということです。


余談ですが、携帯各社で端末を分割支払いで購入している方も多いと思います。事例として、携帯料金の支払いが滞っていたり事故があるとクレジットを組めなかったというケースがあるそうですが、端末部分は物品の割賦販売になっているのでCICの信用情報を参照され、延滞ありとなって審査NG・契約拒否という流れになっているのだと思います。


法人契約の場合、これに帝国データバンクの評点等の法人の与信も合わせて審査され、3年分の決算書の提出を義務付けられることもあります。


なんだかハードル高いなと感じられるかもしれませんが、逆に言うとリースの審査がすんなり通るということは与信的にしっかりされているということです。借りたものはちゃんと返して、収入に合わせた融資を受けている人はそれほど恐れる必要もないと感じています。


本日もお付き合いいただきありがとうございました。


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