本日もくるま日和(誠屋CCSのブログ)

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2015年08月

衝撃的な壊れ方 事故報道を見て

テレビ、ネット等でご覧になったかたも多いと思いますが、奈良県で学生5人の乗った車が横転して橋の欄干に激突して全員死亡するという事故が先日発生しました。無謀な運転の可能性が高く、ご意見・ご感想は色々あると思いますが、痛ましい事故で将来のある若い命が絶たれたことは悲しい出来事です。ご冥福をお祈りしたいと思います。


クルマを取り扱っている立場で多少なりともクルマの安全について考えている者としてあの壊れ方は率直に衝撃的でした。橋の欄干に突っ込んだだけならあんな壊れ方をするわけはないので横転により大破したのだと思われます。


車名は恐らくこれという情報がありましたので見てみたのですが、ちょっと旧めで重心の高い小型SUVです。フル定員乗車だったこともあり慣性が大きくなり勢いが増して大きな衝撃が車体に掛かったことが推察されます。


あくまで私見ですが、タイヤの摩耗やサスペンション周りの故障・不具合がなかったとすると「速度超過→アンダーステア(※)→急ハンドル→横転」 という順序だったと想像します。欄干に衝突しそうで急ハンドル切ったと思うのですが実際は不明です。 ※簡単に言うとステアリングを切っても曲がらない状態です。


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最近の国産車は剛性、安全性ともに向上していますが、この車種は90年代後半に販売が開始された車種です。この頃の国産車は決して剛性が高くありません。エンジンパワーとシャシー(車台)のバランスが不釣合いのものもあり、経年変化でボディが歪んでしまっているものも多いはずです。サスペンション性能や取付け剛性の弱さから限界性能が低いものも多いと思います。(詳細説明は割愛しますが、これらの要素はアンダーステアを助長することが多いです。)


旧いクルマは安いことが多いので初めて乗るクルマやあまりお金をかけたくないけど必要に迫られて乗るクルマという場合等に良い選択肢となるケースもあります。


国産車は壊れ難いとは言え、10年、15年と経つと大きな故障が出てきたり、15年以上経つといざ壊れた時にパーツの入手が難しかったりする確率は上がります。中古で買った値段より修理費用のほうが高かったなんてことが発生するケースもあります。


分かっている人や使い捨て的に割り切れる人はいいのですが、旧いクルマと新しいクルマを同じ次元で考えるのは色々な意味で誤解を生みやすいです。自己責任で好きで乗るのは構わないのですが、初めてのクルマとしては適さない部分もあります。


安全性が低かったり維持に手間と費用が余計に掛かったりするデメリットが付きまとうことを頭の片隅にでも置いていただきたいなと思います。本質的には運転経験が少ない人ほど安全なクルマに乗るのが正しいと思うのですがどうでしょうか?(若い人のほうが収入が少なくいことが多く高いクルマを買いにくいという現実とは矛盾してしまうのですが・・・)


最後に、スピードはアクセル踏めば出ますので簡単です。でも、それはクルマの性能であってドライバーの技量ではありません。ドライバーのスキルに属するものは車体のコントロール、速度コントロールとブレーキングです。勘違いせず、クルマの性能と自分の腕を過信せず。これが自分や同乗者を守るために必要な心構えだと思います。



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シエンタが売れているようです

数日前のTwitterでは発信したのですが、シエンタの出足が好調なようです。月販目標は7000台とのことだそうで受注は4.9万台で7倍とか。予想外という意味では昨年ランクルが復活した時に似ています。一時のハリアーくらい長期間の納車待ちになるかもしれないですね。

12年もモデルチェンジしていない車種だったので待っていた方も多いのかもしれないですね。先日都内で走っている姿(イメージカラーのイエロー)を見かけましたが、確かに目立ちますし一目でシエンタと分かる個性もありました。

競合車種であるホンダのフリードもどちらかと言えば人気車種ですが、こちらもモデルチェンジから7年経過しているので早晩新型の投入が予想されます。こちらはすでにハイブリッド化していますが、この「スモールミニバン(もしくはミニ・ミニバン?)」は激戦区になりそうです。

一度ミニバンの快適性(解放感)と実用性・利便性を知ってしまうと他の車種に乗る気がしないという意見もあります。ノア・ヴォクシークラスではちょっと持て余す方でもこのサイズならという気持ちになる大きさですのでダウンサイズの需要も受け止められそうです。軽に飽きたユーザーもこの利便性は見逃せないでしょう。

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従来はカローラ店のみだったチャネルが全チャネルになることでアクア、プリウス、シエンタが上位独占なんてこともあるかもしれないですね。これでニッサンかどこかがぶつけてくる可能性もあるし定番サイズになりそうな気もしていますがちょっと飛躍し過ぎ?

ちなみにハイブリッドとガソリン車の比率は半々だそうです。価格差などを見る限りすごく妥当な数字のような気がしています。私見ではありますが、シエンタの選び方に関する記事を書いていますのでご参考まで。(カーライフ又はクルマ選びのカテゴリーになります。)

トヨタのハイブリッドの新型車種でよくあることなのですが、シエンタも3か月~6か月待ちになっちゃう可能性高いですね。ちなみに中古市場(=業者オークション)でも新型シエンタの出品は始まっています。どうしてもすぐ欲しい方があれば競ってみる価値はあるかもしれません。

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曲がり切れなくて・・・内輪差の仕業

日曜日の夕方、またもや事故現場に遭遇してしまいました。今度はトラックの立ち往生・・・。詳しくはこの後書きますが、ドライバーは針の筵だったと思います。

場所は事務所近くの片側一車線のごくごく普通の道路。信号一回では通過できないことはありますが、10分や20分も待つような場所ではありません。

近くに神社があるので祭り?と思ったものの、その神社は確か7月に盆踊りやってたような気がします。

急いでいる時ならUターンまたは別の道を探すのですが、逆に好奇心で原因を確認してみたくなったので待ってみることにしました。ところが、号が変わったのを確認できても全然動きません(汗)前のクルマがミニバンで前が全然見えないから状況がまったく分からないのですが、かれこれ20分くらい待っていたような気がします。

すると・・・トラックが何故か立ち往生して道を半分塞いでしまってます。エンジン故障か?信号や電柱をなぎ倒したわけでもなく、なにもとっちらかっていないので不思議に思って少しずつ前に進むと・・・。4トンくらいのアルミボックスが付いたトラックの荷台の下にガードレールが入り込んで引っかかっている状態・・・。

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端的に言うと、四輪車の場合曲がる方向の後輪は前輪より内側を通るので差が生じますが、その差が内輪差です。ホイールベース(車軸間距離)が長ければ長いほど内輪差は大きくなりますからバスやトラックは当然内輪差が大きくなります。しかも、この交差点は90度ではなくやや鋭角に左折する場所なので前輪を通しても後輪が引っかかりやすいのです。

大きなクルマが一度曲がる方向と逆に振ってから大回りするように曲がる場面を見たことがあると思いますが、これは要するに内輪差を解消するために行っていると言えます。

乗用車でも細い道の曲がり角では同じようなことをします。頭が入って道路と平行の態勢に近づくほど横っ腹が接触する確率は減るわけです。

ミニバンで横っ腹をぶつけてしまっている光景はわりと多いですが、前が短めな構造のミニバンの場合前は通しやすいが自分の感覚以上に後ろが残ってしまう。そんなところでしょうか。

なお、今回は写真撮りませんでした。ドライバーの姿が見えたのですが、自業自得とは言え傷口に塩を塗り込むような気がして撮る気が起きなかったです。明らかに迷惑なドライバーでしたが、内輪差というクルマの根本的な現実を改めて考える出来事となりました。

大げさかもしれないけど、クルマも人も傷つけない運転のコツの一つですね。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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ブログのランキングが上がったらしい

手探りでブログを開始してからもうすぐ1年になります。自分で何かを発信したり不特定多数の方に読んでいただく文章を書きなれていたわけでもなく、つたない文章を読んでいただいてありがたく思っています。

当初に比べるとアクセス数が伸びてます。3月あたりから前月比30~40%のペースでPVが増えていて少しは形になってきたのかなという気持ちでいたところ、今月は7月の倍以上のペースでアクセスいただいてます。

さて、増加傾向がこのまま続くのか、どこかで頭打ちになるのかまったく分かりませんが、内容を充実させつつ変わることなく続けていく予定です。引き続きよろしくお願いします。

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さて、ブログの管理画面を見ていてふと気づいたのですが、星が増えていたんです。☆→☆☆にです。「へぇー、ランクアップすることもあるんだ」というのが率直な感想です。アップする基準は不明です。

例えば、芸能人や有名人だといきなり上位にということもあるのでしょうが、そういう意味では名もない存在ですからね。ブログ開設を知らせたのは親しい人間数人なのでネット上で見つけていただいた方がほとんどです。継続しながら少しずつでも前に進んでると考えるようにします。

次にランクが上がるのにやっぱり1年くらい掛かるのかな?該当するブログの数は上位に行くほど少ないことが予想されますが、その分壁は高いというのが一般論のはず。自分がどこまで出来るのか全くわかりません。

そんなわけで人気のあるブログってどんなこと書いているのかすごく気になる今日この頃です。

引き続きよろしくお願いします。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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GPS搭載の腕時計ってどれくらいの価値があるのか?

最近クルマに関係ないブログになってしまってますが、逆にクルマの話が続くこともあるのでとりあえずご容赦ください。

さて、Yahoo!のトップページだったと思うのですが、リンク広告でGPSが搭載された腕時計をシチズンが発売する予定というリンク広告を見ました。

GPS?

そう皆さんもご存知のそれです。スマホやカーナビに搭載されていて衛星と通信して自身の位置情報を取得するデバイスです。

知らずの知らずのうちにONになっていると自分の居所が分かってしまうやつです。多分世の中で何人かの方はそれでしっぽ捕まれて人生変わってしまったとか隠し事がばれてしまったと予想されるやつです(笑)

正しい使い方としては「ここから〇〇まで行きたい」と言うとGoogle先生が色々教えてくれたり、周辺の天気が分かったり、追跡してくれたり、ルート案内をしてくれるのは皆さまご存知の通りです。

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腕時計という小さい筐体にそのデバイスを埋め込む技術的難易度をクリアできたシチズンの技術力は評価されるべきですし、実際に携わった方々の苦労も相当だったことは想像できます。だって初でしょ?多くの企業が取り組んで何らかの理由で挫折したはずです。

でも・・・そう考えるとApple Watchって色々できるのにGPS搭載腕時計より安いよねという見方をする人も絶対いますよね?

GPSで通信できることにより、自分の居る場所の時刻を正確に時計に反映してくれるわけです。時差のある国に暮らす人にとってはすごくメリットがあるはずです。あるいは世界中を飛び回るような人にとっては自動で時差を解消してくれる時計ってすごく便利です。

シチズンのファンという方や海外での仕事が多い方などは思わず購入したくなる時計なのかもしれません。

ところが、自分に置き換えてみると、時差のない日本で暮らしているわけでして・・・最悪時計がなくても何らかの方法で「時(とき)」を知ることができます。

この時点でGPS搭載の腕時計より自分が気に入ったデザインや造りの時計をアクセサリーとして身につけたほうが気分よく、場合によってはHAPPY(これは自己満足と二アリーイコールです、多分)に時を過ごせるという考えも成り立ちます。

余談ですが、20万前後あればグランドセイコーのクォーツの新品買えますし、オメガの新品もOKの価格帯です。THE CITIZENの年差数秒なんていう超高精度クォーツもあります。中古のロレックスも買えるし、自分ならTUDORの極上中古買ってもいいし、フレデリック・コンスタント、モーリス・ラクロワ他のマニアックなブランドも買えます。

どっちが良いとか悪いとかじゃないですよね。もう価値観と好みの違いです。

クルマも似たところあります。ご希望を整理して少し突っ込んで話してみると選択肢は広がることが多いですね。なんでもそうですが、他人に相談すると次の展開が開けてくることも多いです。まぁ、そんなことでお役に立てたらいいなと考えて「注文販売」という形態でクルマ屋やっております。



本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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