久々にリースについての記事を投稿しようと思います。いつものことながらクルマ屋から視点の内容になりますので若干端折られていると思いますがご了承ください。


クルマのリースには大きく分けて二つのタイプがあります。


1)クローズドエンド方式
リース契約をする際に契約終了時の残存価格を明示して契約する形態です。
リースの場合、契約時に月間走行距離(予定)を取り決めます。端的に言うと新車からの消耗度(劣化度)を踏まえた上でリース料が決定されます。通常利用の範囲(大きな損傷や劣化がない)で取り決めた走行距離に収まっていれば後精算は発生しないことが多いです。ちなみに距離無制限という契約も存在します。その名の通り何キロ走っても一定のリース料で使えることになります。


2)オープンエンド
一方オープンエンドですが、こちらは逆に残存価格をオープンにして契約します。
オープンエンドの場合も月間走行距離(予定)を取り決めます。5年契約なら通常使用で 5年後に想定される残存価格を明示して契約します。リース終了後にこの残存価格と比 較して「高ければ差額を戻す」「低ければ差額を追加支払い」という取り決めがほとん どです。



2)は個人のマイカーでの契約が多いです。想定より乗らなかった、大切に乗ってクルマの状態が良いといったケースでは車両査定が当初見込みより良い状態であったり、中古市場で人気が高く思ったより値が付いたケースが想定されます。売却価格が残存価格を上回ったため多く払った分が戻ってくるという立付けです。逆に、ボコボコでグチャグチャな状態ですと売却価格は低くなりますので追加支払いが生じます。



リースは法人・事業者での利用が多いので1)が選ばれることが多いですが、2)の説明を聞いてしまうとお分かりいただけるかもしれません。法人・事業者がリースを利用する場合資産価値ではなく会計処理、予算・経費管理等ビジネス上のメリットから利用しているので使うだけ使って返してしまうほうが妥当です。



以上が大まかな説明となりますどちらが良い悪いではなく、どちらの特性が良いのかという選択になりますし、リース会社により差異もありますので契約を検討されている場合は両方の見積りを取ってみるのもいいかもしれません。


私自身が取り扱っている限り(個人・個人事業主・中小法人が中心)はオープンエンドのほうがリース料が低くなる傾向があり、トヨタ車の残存価格が高く、他が低めになる。リース試算をするとトヨタの人気車のオープンが一番リース料が低いですね。あとは車両の仕入れ条件(原価)もリース料に影響しますし、残存価格が高いことは逆に下振れの余地を残す側面も含まれています。



具体性が少ない説明で申し訳ありませんが、個別ケースでの判断が必要になりますため導入の概要説明としてお役立ていただけたら幸いです。



本日もお付き合いいただきありがとうございました。


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