jaders
何度かブログでも紹介しているホンダ・ジェイドですが、新型ステップワゴンと同じ1.5Lダウンサイジングターボエンジンで足回り他に専用チューニングを施したRSが5月28日から発売されることになりました。

http://response.jp/article/2015/05/21/251673.html?gp=1_email_20150522


ミニバンとしては中途半端ですが、ミニバンに乗ってても5人以上乗ることはほとんどないがミニバンの便利さや開放感は捨てがたい。そんな方に最適で、立体駐車場も利用可能な車高に留めたことで都市部のユーザーにも使える点が特徴です。


実質的に先代モデルであるストリームにもRSグレードが設定されており、モデル末期はRSのみ販売されていた記憶があります。開発者の熱意やこだわりなのか、買換え希望のユーザーの受け皿が必要との判断なのか分かりませんがひとまずホンダらしさを残してくれたところに嬉しさもあります。


クルマ好き、スポーティー系・運転好きなユーザーにとってエンジンのレスポンスやミッションのつながりといった運転者が感じる心地よさ、適度に締まっていてタイヤと路面の接地感が伝わるような足回りと軽快なハンドリングはとても重要なことです。RSグレードのセッティングはまさにそのあたりを狙ってるはずです。


ハイブリッドエンジンも進化していますが、どうしても一呼吸以上遅れるし静か過ぎて運転してる感が足りないので、ガソリンターボエンジンはスポーティー系・運転好きなユーザーにとってはベターチョイスです。燃費最優先の方は選択肢にならないと思いますが、実燃費で10~12キロ程度が許容できればありですね。


価格については253万円。前回のブログで紹介したロードスターのベースモデルが約250万円でしたのでほぼ同等。一家に一台で相当のニーズを吸収できるであろうジェイドと2人しか乗れなくて広くもないロードスター。仮に二者択一であればほどんどの方は現実的にジェイドを選びます。やはりスポーツカーに乗るというのは贅沢な道楽ということを表しているようです。


ジェイド自体が狙っているユーザー層が絞られているほうですが、RSについてはその中でもさらに絞られたユーザー層がターゲットです。どのような支持を得るか分かりませんが販売不振で廃止ということにならないことを願っています。



本日もお付き合いいただきありがとうございました。


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