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Facebookページでは昨日リンクをシェアしたのですが、とうとうBMWもその手に出たかというFFのBMWについてです。(FBページはこちら→ http://on.fb.me/1uQAlFH )

大きさ的には国産で言うとヴェゼル、デュアリスあたりに近いものです。真ん中の黒いのがそうです。

BMW比較

そもそもFFって何?というご指摘もあるかもしれませんので用語解説は最後にまとめておきますのでご参照ください。


MWはドライバーが運転する喜びを感じるクルマであることがDNAとも言えるドライバーズカーです。停車時の50:50の重量配分にこだわり、駆動と操舵の役割を分けることで素晴らしいクルマを世に出してきたメーカーです。BMWはFRにこだわり、直6にこだわってクルマを開発してきました。今でも直6はありますが、BMW M3はV8となり、3シリーズも直4がメインになっています。

ベンツ・Eクラスでもクラウン(ハイブリッド)でも直4エンジンを搭載している現状ですし、6気筒である必要性はなく、ダウンサイジングの流れには逆らえないということなのかもしれません。程よい大きさの車体でゆとりのある室内空間を確保しようとするとFF化して必要な機構を前に集約してパッケージングする必要がありますので仕方ないところと考えています。



まぁ、ミニを買収したあたりから将来的にはBMWブランドのFFが発売されることは予想されました。BMWも企業として勝ち残っていくためには必要な決断だったのだと想像してます。FRがなくなるわけではなく、FFも作るようになっただけです。それでもちゃんと時間をかけて研究してしっかりしたものを出してくるあたりがBMWらしくて好きです。


そんな自分は現在3シリーズを日常的に使用中です。ちょっと旧めのモデルですが、元気に走ってくれています。駆け抜ける喜び(略してカケヨロ!?)は旧い世代でもしっかり味わえます。中古ですと3シリーズも割とお手ごろな値段で状態の良いものが見つかるケースもあります。

輸入車の特性を理解いただければという条件は付きますが、同じくらいの価格の国産中古車では味わえない価値観の違い、設計レベルの高さを味わっていただけると思います。



◆用語説明◆

FF:フロントエンジン・フロントドライブの略。前のボンネットにエンジンを積んで、
      前輪2輪を回してクルマを動かす仕組み。効率の良さからこの方式が現在一番多い。

FR:フロントエンジン・リアドライブの略。前のボンネットにエンジンを積んで、
      後輪2輪を回してクルマを動かす仕組み。

MR:ミッドシップエンジン・リアドライブ。車体の重心に近い場所にエンジンを搭載し、
       後輪2輪を回してクルマを動かす仕組み。スポーツカーやレーシングカーに用いられる。

RR:リアエンジン・リアドライブ。車体の後方にエンジンを搭載し、後輪2輪を回してクルマを動かす
   仕組み。代表的なものはポルシェ911、初代ビートル。


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