こんにちは、大村です。

ご存知の方も多いと思いますが、軽自動車が売れています。中古車も軽が人気で価格も高いです。統計によれば、新車の上位人気車種は月に1万台以上売れているそうで、タント、N-BOX、ワゴンRなどが該当します。


先日データを見るとスズキ・ハスラーの直近の販売台数が約1万台でした。注文後納車までに半年以上待つ状況でしたのでかなり売れているということは知っていたのですが、ここまでとは予想していませんでした。


現行ワゴンRをベースに開発されたということなので安心度は高いはずです。ジムニーのユーザー層も意識したのかMTの設定もあり、遊べるクルマに仕上がっているという見方もできそうです。


ただ、あのファニー系のデザイン、悪く言うとおもちゃっぽいところがあるので好き嫌いが分かれるのではないかということも感じていました。しかし、この売行きを見ると個性的なデザインも含めて評価されたんですね。


軽自動車は、一昔前では考えられないほど進化しています。好みは別として、室内空間や動力性能、装備面を見ても用途が合えば一台保有のファミリーカーとしても十分というレベルです。仕事絡みで自分が乗ってみてもそう思えます。

各社が普通車(登録車)に負けない車を作ろうと企業努力をされたのだと思います。正常進化して、ある意味まともなクルマばかりになってしまい、面白味に欠けていたところにハスラーのようなタイプが出てきてユーザーの心を掴んだのかな? そんな勝手な推察をしています。


若者がクルマに魅力を感じない一因は買いたいと思うクルマがないからだとする意見もあります。詳細は分かりませんが、若い世代の購入が増えているのであれば一つのヒントなのかもしれません。


ハスラー人気はどれくらい続くのか?中古でも飽きられず人気が持続するのか?そんなことに興味を持っています。